2012年2月18日土曜日

再開した安心・安全ホコ天と虫の居所


ホコ天30分前から交通規制の準備開始
 秋葉原地区の歩行者天国は2011年1月23日に、約2年7ヶ月ぶりに再開しました。実施エリアは中央通り末広町交差点と万世橋交差点までとなり、以前よりも短い距離になりましたが、あのバカが事件を起こした交差点には、対策が練られました。そう、中央通りと神田明神下通りの交差点を完全封鎖したのです。以前からこうすべきだったと批判するヒトがいるでしょうが、ソレはタラレバの話です。警視庁の歩行者天国の交通規制サイトは、「規制区域内の自動車、原動機付き自転車、軽車両の通行は、禁止されます。(自転車は、降りて押して通行してください。)」と記載しています。
 
コスプレの皆さんも安心・安全にホコ天散策
 こう書いてあっても、ホコ天再開後、ベルサール秋葉原前の実施本部前を中心に、ビービーと警笛が聴こえました。見れば末広町交差点からコチラに走ってくる自転車。停止を求められても走り続けるオッサンも目撃しました。もちろん、パトロール中のヒトから事情を説明されれば、素直に自転車から降り、押し歩き始めます。このあたり、無頼を働く日本人はおりません。もっとも、路上には多数の警察官、警備員、ホコ天スタッフだらけです。ドンキ前に数名のグループが路上に立ち止まれば、すぐに、そのうちのどなたかが近づいてきて、注意を促します。ただ安心・安全に歩くばかりのホコ天です。
 
 また、同サイトには「歩行者天国における注意事項」として、路上ライブ、パフォーマンス、撮影会、デモ、路上販売、ティッシュ、チラシ等の配布、署名、募金活動を禁止しています。「ウザい」と感じるヒトもいるでしょうが、アキバ関係各位は、さらなる防止線として「秋葉原協定」も定めましたし、ホコ天時間中はメイドちゃんたちを中央通りに立つことも規制しています。そうまでしてホコ天の実施を希望する理由は、中央通りという大河を日曜日のほんの数時間とはいえ、地続きにできる意味合いの大きさによります。ヨドバシ流れのアキバ来訪者が、電気街側を散策してくれれば、落ちるお金も違います。
 
虫の居所とお付き合いする警察官の皆さん
 せっかく再開できたのです。コレは長続きさせる努力が必要ですが、ヒトのココロには虫の居所がありますね。直近のホコ天の開始模様を観察していたら、万世橋交差点付近で、オトコが突然、「バカヤロー、降りてるじゃねえか!」と怒鳴り、警察官に囲まれるシーンを目撃しました。オトコと警察官の言い合いを聞いてみると、ホコ天が開始した時間に自転車から降りていた・いなかったの口論でした。オトコは怒鳴り声のボリュームを上昇させ、周囲には何事かと眺めるヒトたちも出てきました。周辺のショップの店員たちが、店先で指差す光景も。オトコの冷静さが戻り始めれば、いつものホコ天模様に戻りました。


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