2011年1月27日木曜日

アキバのDNAが残る店

 アキバの電気製品や音響機器取り扱い店の店舗数は減少傾向にありますが、絶対に消えないだろうと思われるのが、電材・コネクター・電子部品・電気工具類などを販売するショップです。また、電気設備・音響設備の設計施工業者も不滅でしょうね。もっとも、こちらの場合は、業務用機器で、数多くの法人顧客がいる場合のことですが。同じように、セキュリティシステムの販売・取り付け業者も永く生き残れるでしょう。1955年5月にラジオセンターで創業した国際テレビジョンは、1970年10月に社名をトモカ電気としてラジ館内に設立しました。


 トモカ電気は、いわゆる戦後の闇市組ではありませんが、テレビ黎明期と同調するように業績を上げた会社です。アキバのDNAのなかにオプションに応じるがあります。わがまま注文に応じられることを意味します。音響機器などはホールに最適化する設計・施工が大切ですし、ケーブル一つの不具合にも、即時に対応できる柔軟性が必要です。トモカの強みは、そうしたことへの対応力だと思います。受信機器やセキュリティ製品などのなかには、いわゆるグレーゾーン商品があります。盗聴発見器と盗聴器はいたちごっこの関係にあります。トモカはどちらにも応じられます。


 アキバもそうですが、現在、世界中のショップがグローバル資本主義の荒波と戦っています。家電量販店はおそらく7月のアナログ放送停波以後、先取りしたエコポイント利益を吐き出すビジネスに変わるだろうと思われます。また、家電メーカーはガラパゴスにさようならして、スケールメリットを追求するビジネスのために、業務提携や買収などが頻繁になるだろうと考えられます。そうした時代に入っても強いのは、顧客のわがままに応じられる体制を持つ企業です。デルがパソコンの世界でアレだけのシェアを維持できるのはBTOに徹した結果です。今後のアキバの電気関連ビジネスは、トモカのようなビジネスモデルを見習うべきだと思います。

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