2010年11月16日火曜日

どこまで続くアキバ壁新聞

浜田の壁新聞で記録媒体の価格チェック
 アキバ各店では壁新聞作りに必死です。壁新聞の目的はいろいろです。自店の売買価格を訴求したり、話題の商品の入荷状況を知らせたり、新製品の発売日を明らかにしたりと。専用ソフトで作るショップもあれば、手書きのショップもあります。専用ソフトは利便性が高いのですが、味気ない文字の羅列になりやすく、小生は現役店員時代、手書き壁新聞一本槍。以前は店内に貼ったものですが、ソレを店外に掲示したのはソフマップの功績が大きいと思います。が、店外掲示はアキバの美観から見たとき、いかがなものかという問題も発生させました。
 
目当てのDVD価格はいくら?
 建物の壁面に貼る場合、印刷なり手書きなりした紙をラミネートして、壁面に貼りますが、紫外線などの影響を受けて劣化してしまいます。貼った当初は、凝った色合いなどに満足するのです。ところが、日にちが過ぎるに従って色落ちが激しくなり、白っぽく汚くなってしまいます。そうしたことを気遣う店員は、定期的に新しい壁新聞を作るのですが、無頓着な店員が働くショップは、見にくい(醜い)壁新聞が放置することになります。この視点からアキバ壁新聞をチェックすることもアキバの魅力です。無頓着ショップほど売れない傾向にあります。
 
壁面活用に長けるソフマップ
 頻繁に壁新聞を更新するのは記録媒体、内蔵メモリーといった価格変動が激しい商品です。USBメモリー、SDメモリーなどは、あまりの激しさに、価格部分だけを貼り変えたり、「在庫切れ」の紙を用意するショップもあります。またDVDコンテンツなどの買取価格も価格変動が激しいので、壁新聞の更新が大変です。売買価格を数多く掲載したり、価格変動に対応するためにチラシを用意しているショップもあります。さらに、アキバの美観を重視するヒトが問題とするのが、アダルトや同人誌絡みの壁新聞です。“萌え”要素は最強のアイキャッチなんですね。今後はデジタルサイネージの活用も広がります。

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