2010年2月25日木曜日

外国人観光客に優しい場所を目指す


 アキバの免税店を訪れると、入り口付近に「Yokoso Japan」と書かれたポスターを目にします。これは、「2010年までに1000万人の訪日外国人誘致を目指すビジット・ジャパン・キャンペーン」があり、そのキャッチフレーズです。政府の肝いりで、さあ、締切年が今年なのです。

「Yokoso JAPAN」は外神田の街灯の垂れ幕にもなっています。中国語の簡体字・繁体字、ハングルなどで記載され、アジア圏の観光客(主に中国人)を意識しているのでしょう。人口13億の国ならば、仮にその1%が来日してくれたなら、キャンペーンのノルマを達成できますね。

 ヨドバシアキバもそうですが、アキバの店内アナウンスは、3カ国語が普通です。英語・中国語・韓国語で、「さあ、これが売れてるよ、買っていきな」です。都営地下鉄の駅構内も、同様に日本語まで含めて4カ国語表示にシフト中。海外の観光客に優しい国になるのでしょう。 

 世界のアキバは、「アキバ初心者救済ツアー」も用意しています。メイドがガイドです。観光資源面から見たとき、“ものづくり大国”の見える化を実現している場所です。元ラオックスでノウハウを蓄積した免税店「アッキー」さんは、アキバを代表する店舗に育っています。

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