2010年2月17日水曜日

ラジ館に見るウツロイ


「世界のラジオ会館秋葉原」と電飾されていても、小生には“ラジ館”に過ぎません。何度、このビルに通ったことでしょう。シャープのポケコンを、ココで購入しました。プログラミングの知識を独学していた日々を回顧しますねぇ。

 ラジ館はアキバのランドマークの代表ですが、時代を象徴するアイテムを取り扱う場所でもあります。PCの時代、NECのPC関連部隊、元アスキーの西さん、ソフトバンクの孫さんなどが出没していました。古川さんはテツに聖地帰りかも。 

 現在のラジ館の主役は“萌え”の周辺でビジネスする会社です。レンタル・ショー・ケースは、現在では珍しくありませんが、イエローサブマリンがココにできたとき、既存のアキバ連中は、「いつまで持つかナ」と考えたのです。

 時代が文化を変えるんです。マイクロソフトが、今後のナリワイをWebサービスに求めるように、ラジ館はパーソナルアイデンティティを発表する場に化けています。個が収集したモノを発表し、他が価値を鑑定する場となりました。

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