2007年8月26日日曜日

今昔の記憶が重なる上野駅

上野駅は何度も利用しています。一番最初の記憶は東北本線は仙台で下車、仙石線に乗り換え石巻下車というコースです。石巻から塩竃にある父の実家に連れて行かれたのですが、その間の記憶は消えています。小学校入学前だと思います。天井から吊るされた蝿取り紙を珍しそうに見ていました。北上川が大河に見えました。

上野動物園に写生遠足に出かけたのは小学校3年生のとき。サル山をじーっと見ていたことと、キリンの大きさに驚嘆した記憶が残っています。現在のような商売上手な動物園ではなく、珍しいものを見るために出かける場所でした。公園口から動物園まで歩く間にアイスキャンディなどを売る店があり、ヨダレを垂らしていました。

圧倒的に公園口を使う回数が多いのは博物館・美術館に行くことが好きだったからです。とくに科学博物館は社会科見学で出かけたときからハマりまして、現在でも出かけています。上野駅は駅ナカ開発の先頭を走っていると思います。博物館帰りにそちらも立ち寄りますが、珍しい地方物産などを見ると、つい買いたくなります。

京成スカイライナーで成田空港に向かうなら、不忍口改札を使います。グアムに家族旅行に行ったとき、一度利用しました。西郷隆盛の銅像の地下を走っていることを、おかしく感じました。アメ横は隣駅の御徒町と上野を繋げた商店街ですが、やはり不忍口が便利です。昔はあちこちに路上生活者が寝ていた、奇妙な駅でした。

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