2007年8月5日日曜日

都心ベイエリアの再開発は大崎でも

大崎駅は工場地帯の駅でした。ソニー、明電舎などの工場があり、山手線しか停まらない地味な場所が一変したのは、三井不動産がゲートシティ大崎を完成させてからです。大型オフィスビルは昼間人口を拡大させ、そんな場所には商業施設も集まります。街の拡大は続いています。

ヒトが増えれば鉄道も発達します。山手線と貨物列車だけだった場所は、現在では埼京線、りんかい線、湘南新宿ラインの利用が可能です。ゲートシティ大崎のある東口(山手線内側)よりも、今後、注目を浴びるのは西口(外側再開発)です。注目すべきは2007年10月25日ですね。

その日、明電舎の跡地に作られた複合施設「ThinkPark シンクパークTower」がグランドオープンします。JR大崎駅南改札口、新西口から専用ペデストリアンデッキで徒歩2分という立地です。ショップ、レストラン、オフィスサポートセンター、ホテル、フィットネスクラブなど。

新橋から大崎まで山手線の外側再開発で、危惧するのは、人口減少国家のなかで、こうした再開発はどうかです。東京一極化がますます進むだけでなく、ビルに囲まれた盆地都市のヒートアイランド対策を考えなければなりません。格差社会は入居者不在ビルの警備員も増やします。

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