2007年8月1日水曜日

有楽町で観てるでしょう

織田信長の弟の有楽斎が徳川家康から数寄屋橋御門周辺の土地を拝領しました。有楽町という名称の由来として有名です。ちなみに、江戸開府期までのこの一帯は日比谷入江という海岸でした。人は必要に応じて川の流れを変え、海さえも追い立ててきました。こんな歴史の前では銀座のネオンも霞みます。

1910年には山手線の「有楽町」駅が開業し、1933年に日劇、1934年に東京宝塚劇場がオープンしました。有楽町は劇場街となり、さらに毎日新聞、朝日新聞と読売新聞の各社屋も進出したのです。戦後は映画館街になりました。そごう東京店のキャンペーンソング「有楽町で逢いましょう」が有楽町から全国区になりました。

有楽町マリオンは1984年にオープン。また、2000年にビックカメラがオープンしました。有楽町駅前再開発では2007年に丸井の入店予定。老舗デパートの三越、松屋、松坂屋がある銀座と若者向けの丸井では顧客層が異なりますが、人の流れがどのように変わるのか、小生も興味深く見つめています。

小生が有楽町を訪れる理由の大半は映画を観るためです。日比谷スカラ座、有楽座などがお気に入りの映画館です。映画のチケットは有楽町駅前の金券屋で購入します。映画はDVDでも観られますが、映画館に流れる雰囲気が勝りますね。上映前のCMと予告が長すぎると思っていますが。

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